ヘイトスピーチ防止へ啓発=世耕官房副長官 世耕弘成官房副長官は11日午前の記者会見で、人種や国籍の違いによる差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を伴う街頭活動を禁じた司法判断を受け、政府として引き続き啓発活動に努める方針を示した。世耕氏は「ヘイトスピーチのようなことがあってはならないということを分かりやすい形にした効果的な啓発活動に積極的に取り組んでいるところだ」と語った。 法律による規制に関しては「言論や表現の自由との関係でいろいろ難しい問題がある。国会で、各党の検討や国民的な議論の深まりを踏まえて考えていくことになる」と述べるにとどめた。(2014/12/11-12:35)2014/12/11-12:35