人権団体のアムネスティ・インターナショナル日本支部が、大胆な作品で知られる芸術家の「ろくでなし子」(44=本名・五十嵐恵)氏のトークイベントを開催直前に中止したことがインターネット上で物議を醸している。 イベントは「表現の自由と人権をろくでなし子裁判から考える」と題し、2016年9月30日に同団体の事務局で開催される予定だった。アムネスティ日本の活動マネージャーはJ-CASTニュースの取材に対し、「ろくでなし子氏の主義主張に反対する意見が数多く寄せられたため」と中止を決めた理由を説明した。 ろくでなし子氏が「公開質問状」 ろくでなし子氏は、自身の体の一部の3Dプリンタ用データを支援者に配布したとして、わいせつ電磁的記録等送信頒布などの疑いで2014年に逮捕・勾留されている(16年9月現在も刑事裁判中)。今回のイベントは、芸術や思想と「ワイセツ」の境界をめぐり、「表現の自由」を訴えた、ろくで
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