Published 2018/10/25 13:08 (JST) Updated 2018/12/11 12:56 (JST) 学校法人「森友学園」前理事長の籠池泰典被告(65)=詐欺罪などで起訴=の妻諄子被告(61)=同=がこのほど、長期に及んだ勾留生活を振り返る著書「許せないを許してみる 籠池のおかん『300日』本音獄中記」(双葉社)を出版。夫妻は立ち退きを求められている大阪府豊中市の自宅で10月中旬、インタビュー取材に応じた。諄子被告は「国家権力に負けたくない」と語り、泰典被告は10月頭に発足した第4次安倍改造内閣を「夕暮れ時どころか、真っ暗闇内閣だ」とやゆした。(共同通信=大阪社会部・真下周) 夫妻は昨年7月末に大阪地検特捜部に逮捕された。それぞれ大阪拘置所(大阪市都島区)の独房での勾留生活は約10カ月に及び、そのうち8カ月間は弁護人以外と面会できない接見禁止措置が付けられた。今年