はじめに こんにちは、じんぶんやです。 2004年からはじまったじんぶんやも、このたび第100講を迎えることができました。みなさまのご声援とご助力、まことにありがとうございます。 記念すべき第100講目といたしまして、特別フェア「この世界に人文学が必要です!」を開催いたします。人文学の各分野を代表される先生方をはじめ、社会の第一線で活躍される方々が一堂に会すフェアとなりました。 さて、人文学が置かれている状況は、けっして良いものではありません。実用性の名のもとに「不要」とされてしまうこともあれば、大学改革によって存続の危機に追いやられている人文学系の学部もあります。 いまこの世界はなにか大事なものを失おうとしてはいないか、そう私たちは考えます。しかし、この流れに抗するためにはどうしたらいいのだろうか――? 「私たちにとって人文学は必要だ」と言い切ることができるかどうかは分かりません。でも、
![【じんぶんや第100講】この世界に人文学が必要です!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/81e7396e5d7d2f235611594ff0c03880fc56653b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kinokuniya.co.jp%2Fcontents%2Fassets_c%2F2011%2F02%2Fjinbunya-thumb-443xauto-287.gif)