デジタル化の進展により、DTP の技術は表現の可能性の幅を大きく広げてきています。この様な時代の流れの中で、改めて「美しい組版」、「内容に相応しいフォント」に焦点を当て、ブックデザインにおいて重要な“文字”にまつわるお話を、第一線で活躍する方々にしていただきます。その奥深い世界をどうぞご堪能ください。
ブックデザインや雑誌のデザインをはじめ、タイポグラフィを中心としたデザイン分野で活躍する白井敬尚氏。タイポグラフィ史の研究にも積極的に取り組み、美術大学でデザイン教育に携わるなど、多角的な活動を続けているが、その起点には常にタイポグラフィへの熱い情熱があった。白井氏のタイポグラフィとの衝撃的な出会いを軸に、グラフィックデザイナーとしての歩みを追った。 小さい頃から図画・工作は好きだったけれど、絵を描くことが職業の選択肢のひとつにつながる発想自体が頭にありませんでした。 高校時代はバンド活動に熱中していましたが、だからといってそっちの方面でやっていこうという考えもなく、単に楽しいからやっていた…のんびりしていたんですね。 ただ、当時からジャズやギターミュージックを聴いていたので、ECMレーベルのシンプルで端正なジャケットをかっこいいなあと思ってはいました。それは今の嗜好に通じているか
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