結構べた褒めのバークレーという気もしますけれど、やはり、アメリカの街だな、と何度も感じたこともありました。バークレーはあれだけ進歩的な街にもかかわらず、歩行者天国がなかったのは、少し驚きでした。 レストラン街の前など、もしこれがヨーロッパだったら、間違いなく車の進入は禁止され、歩行者天国となっているはずです。もちろん、これがアメリカならでは、と結論づけるのは尚早でしょうけれど、車文化の強いお国柄ですから、歩行者天国の不在の原因を車優先社会と結びつけて考えたくもなります。 ほかにも、アメリカ全体に言えることでしょうけれど、いわゆる「旧市街」というのが存在しない/しえないということもあるのでしょう。ヨーロッパの歩行者天国は、旧市街に多く存在しています(それ故に、日本だったら町の発展の中心に位置するような駅が中心から少し外れたところにあったりします)。 他にも、文化的成熟度なんかは、どうなんだろ