『旧約聖書』に登場する“ノアの箱舟”。大洪水のあとトルコのアララト山に流れ着いたとされている箱舟が、ついにそのアララト山で発見された。 “ノアの箱舟”の発見を発表したのは中国とトルコの福音主義のグループで、アララト山の標高4,000メートル以上の高地から箱舟の残骸、木でつくられた大きな7つの部屋を発見したという。 グループは詳しい発見場所を秘密にしたままだが、持ち帰ってきた木片を放射性炭素年代測定法にかけたところ、“ノアの箱舟”が作られた4,800年前の木であることが分かったそうだ。 グループは「これが絶対に“ノアの箱舟”であるという証拠はない。しかし、我々がこれが99.9%の確率で“ノアの箱舟”であると信じている」とその興奮を記者団に対して語っている。 見つかった部屋の内部には動物を収容していたと思われるいくつかの仕切りがあり、イトスギで作られているようにみえたとのこと(箱舟はイトスギ科