関西医科大学第4回市民連続公開講座 「グルメの代償−食品媒介寄生虫疾患について−」 西山 利正(関西医科大学公衆衛生学教授) 平成13年(2001年)12月15日(土) 関西医科大学南館臨床講堂 司会 西川 光重教授(内科学第二) 司 会(西川 光重・関西医科大学内科学第二・教授) 皆さん、こんにちは。きょうは寒い中市民講座にお集まりいただきありがとうございます。第4回市民連続公開講座の最終日となりましたが、きょうも2つの講演をお聞きいただきます。前半は西山先生、後半は尼川先生からそれぞれ50分程度お話をしていただいて、その後5分ほど質問を受けたいと思います。 それでは一人目の西山利正先生をご紹介します。西山先生は昭和57年に本学をご卒業された公衆衛生学の教授でございます。ご専門は感染予防医学、熱帯病学、国際保健医療学。国際的にも広く活躍しておられ、来年早々にはラオスに行かれて現地の視察