夏のボーナスシーズンがやってきました。こんな景気ではありますが、ボーナス、エコポイント、定額給付金と、ECサイトでは様々な商戦が繰り広げられています。 ユーザーの購買意欲がかき立てられるこの時期にちなんで、今月はECサイトを検証しました。特に今回はECサイトの検索機能に焦点を当てます。被験者は男女混合5名、「Amazon.comとYahoo!ショッピングにて、食器洗い洗浄機を買う」というタスクを課しました。はたして被験者たちは満足のいく買い物ができるのでしょうか? ストレス1:「商品が見つからない!!」 被験者D(20代男性)は、Yahoo!ショッピングにて「食洗機」と検索窓に打ち込みました。その結果が下記の図です。 図1:ユーザーが検索結果を見た際の視線の様子。赤い線は視線の動きを、丸は視線の滞留時間の長さを示す。検索結果が見られていないことがわかる(※画像をクリックすると拡大表示します