アマゾンのKindle以来、電子書籍の大波が日本に及ぶようになってきました。PC上で書籍を読むことは以前から可能でしたが、PCでの電子書籍は定着しませんでした。ところが、書籍のインターネット通販アマゾンが電子書籍の携帯端末Kindleを発売し、25ドルから30ドル程度の新刊ハードカバーを9.99ドルで発売するようになると、印刷された本ではなく、Kindleで読める電子書籍を買う人が増えていきました。アマゾンでは紙の書籍も電子書籍もクリック1つで申込みできます。廉価ですぐに読める電子書籍は、みるみる普及していきました。 Kindleの発売から約2年で、アマゾンの電子書籍はアマゾンでの全販売点数の 26% を占めるようになったといいます。PC上での電子書籍は需要がありませんでしたが、携帯端末で書籍を読みたいという需要は、ここで誰の目にも明らかになりました。紙の書籍の販売が低迷する中、電子書籍マ