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2016年10月4日のブックマーク (1件)

  • 第2回 嗚呼、理想の「マイ・図書館」はどこに?

    ハタチを超えてこちら、図書館に蔵書として「小説」を求めたことはない。私はプライベートでは――大学院生という立場はプライベートではない、気がする――あまり、小説を、読まないのである。高校生を境にオールフィクションからほぼ足抜けし、当時は松清張の『壬申の乱』と梅原猛の『隠された十字架』を愛読していたと言えば過渡期であった過去が分かりやすいだろうか(読書量としてはマンガが最多であったが、無論ここでは割愛する)。 そういう大学院生にとって大学図書館は実に心強い味方であるし、仮に大学図書館に蔵書がなくてもどこかの研究室にはたいてい蔵書があり、気軽に訪ねていくことができる。専科大学の場合は蔵書にも偏りがあるだろうが、入学した学科の分野であれば、基礎的なところは誰かが所有しているだろう。 だいたい大学生である以上、普通は朝から晩まで大学にいて勉強しているわけだから、地元の図書館に行くような機会も必要も

    第2回 嗚呼、理想の「マイ・図書館」はどこに?
    aliliput
    aliliput 2016/10/04
    分かりすぎて目から水しか出ない。都道府県立レベルでは市井の研究者にもうちょっと優しくてもいいと思うんだけれど……