メリトポリ市庁舎前で、フォードロフ市長の拉致に抗議する人々=メリトポリ、2022年3月12日、ロイター ロシア軍が侵攻したウクライナで、地方の市長ら有力者が拉致されるケースが相次いでいる。親ロシア派指導者にすげ替えようとするロシア側の戦略とみられるが、ウクライナ政府や住民から激しい反発を招いている。【畠山哲郎、杉尾直哉】 「かいらい政権」樹立試み ウクライナ大統領直属の国家安全保障国防会議などによると、11日から13日にかけて、南部メリトポリのフォードロフ市長、ドニプロルドネのマツエフ市長、メリトポリ市議会議長、同市の反露デモ主催者の女性、南東部ザポロジエ州議会の女性議員――の計5人が拉致された。 インタファクス・ウクライナ通信によると、フォードロフ市長はプラスチック製の袋を頭にかぶせられ、連れ去られた。国家安全保障国防会議は「敵(ロシア側)との協力を拒否したためだ。敵の次の手は、自分の操
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