2018年1月11日のブックマーク (1件)

  • フレンチ・パラドックスの意味する事(赤ワイン): 健康書籍ふるさと文庫

    世界一のワイン消費国 世界的に赤ワインが注目を集めるようになったのは、「フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)」と呼ばれる疫学的事実との関連からでした。 フレンチ・パラドックスとは、欧米諸国で高頻度に見られる冠動脈硬化疾患の死亡率と、高い脂肪摂取率(特に動物性脂肪の大量摂取)との間に正の相関が見られているにもかかわらず、フランスにおいては、高脂肪摂取の割に冠動脈硬化疾患の死亡率が低いことを言います。 確かに、フランスの冠動脈硬化疾患の死亡率は十万人当り男性で九四人、女性は二十人と少ないもの。この数は死亡率第一位の北アイルランドの約四分の一、スコットランドの約七分の一に相当します(十三頁参照)。 なぜフランスでは冠動脈硬化疾患の死亡率がここまで低いのか。それは十二頁の図表からも想像できように、赤ワインの関与が昔から言われていました。フランス人が愛飲し、世界一の消費量を誇る赤ワインこそが低死