新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、10月1日からインフルエンザワクチンの接種が全国で始まります。厚生労働省は、まず高齢者から優先的に接種を受けてもらう方針です。 呼びかけの背景にあるのがワクチンの供給量です。厚生労働省によりますと今シーズンは成人量に換算しておよそ6300万人分が供給され、昨シーズンの使用量を12%上回る見通しです。 一方、10月はじめに供給されるワクチンは、半数程度にとどまる見込みで、今シーズンは接種の希望者が増える可能性があることから、重症化しやすい高齢者などに確実に接種してもらおうというねらいがあります。 田村厚生労働大臣は29日の会見で「ワクチンの性質上、ニーズがあるからといって生産量を急に2倍には増やせず、国民全員に供給できない事情は理解してほしい。高齢者や子どもなど必要としている人の分はなんとか確保しようと準備を進めている」と述べました。 イ
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