大阪・守口市の中学校の校長がおととし、同級生から暴行を受けるなどのいじめにあった生徒の保護者に対して、「校長が対応するのは人が死んだときだ」などと不適切な発言をしたとして、市の教育委員会から注意を受けていたことが分かりました。 口頭で注意を受けたのは、守口市の中学校の60歳の校長です。 守口市教育委員会によりますと、校長が勤めている中学校でおととし5月から6月にかけ、1年生の男子生徒が同級生2人から暴行を受けるなどいじめにあったということです。 7月になって中学校と被害を受けた生徒の保護者との話し合いの場が設けられた際、途中から参加した校長が保護者に最初から同席しなかった理由を聞かれ、「校長が率先して対応するのは重大な事故があったり人が死んだりしたときだ」などと発言したということです。 保護者の抗議を受け、守口市教育委員会は不適切な発言だとして、校長を口頭で注意しました。 校長は保護者に謝