7月20日から28日まで韓国で東アジアカップが開催されます。今回、国際マッチカレンダーで定められた期間ではないことに加え、新シーズンに向けたキャンプが始まっているために、海外のクラブに所属する選手達には声をかけませんでした。代表の試合をするには実は困った時期なのですが、そういうタイミングを逆手にとって「こういう時でないと、なかなか呼べない」選手に今回は声をかけました。23人のうち、代表初招集は7人。「こういう若い選手をもっと早く呼んで欲しかった」という意見もあるようですが、未知の戦力の招集には慎重であれ、というのはどこの国の代表監督も同じだと思います。若い選手はパフォーマンスに波があるものです。一度の失敗で「不合格」の烙印を押され、それでつぶれるようなことがあったら元も子もありません。若手を代表に呼んだり、試合に使ったりするときには可能な限り、及第点を残せるような状態のときに呼んでやりたい