今から1０年くらい前だったろうか。筆者が中学校に在学していた時、やたらと世間では「コミュニケーションについて」の話が出ていた覚えがある。具体例を挙げるとすると 「友人関係」 「恋愛関係」 「仕事、職場の人間関係」などだろうか。 この頃の筆者は「コミュニケーション」という言葉にはあまり聞き慣れなかったのだが、それでも人間関係でいう「恋愛」の部分に関しては丁度タイムリーな年齢だったので、いつも「どうやって関われば良いのだろう？」「何て声をかけたら良いんだ？」とほぼ毎日考えながらあれよこれよと恋愛初心者なアクションを繰り返してはいた。例えば非常に回りくどく、何かしらの関わるきっかけをつくろうと「落ちたものをすぐに拾ってあげる」だとか「帰る時間を合わせようとする」だとか、とにかく受け身でこちらからは全く話しかけようとはしない。周りから見られても「一体、何がしたいんだ？」と思われても仕方のないことば