[東京 14日 ロイター] 14日の東京市場は、株高/債券高の展開となっている。ドイツとフランスの4―6月期GDPが前期比ベースで予想外のプラス成長となり、世界的な景気底入れ期待が高まる一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)では超低金利政策の継続を確認し、買い安心感が広がった。 各市場で過剰流動性相場のシナリオも浮上する中、日本株は世界の景気敏感株としても海外勢から注目されている。 <4―6月期国内実質GDP速報への期待感も> 株式市場では日経平均が続伸し、年初来高値を更新している。世界的な景気回復期待を背景に機械、商社などの景気敏感株を中心に買いが先行した。「先物には海外勢とみられる大口買いが入って指数を押し上げた。17日発表の4―6月期国内実質GDP速報への期待感もあるようだ」(大手証券エクイティ部)という。 欧州連合(EU)統計局が13日発表した4―6月期のユーロ圏域内総生産(GD
8月12日、中国の太陽光パネルメーカーの業績が悪化。写真は河北省徳州のHimin Solar Energy工場。2006年4月撮影(2009年 ロイター) [ロサンゼルス 12日 ロイター] 中国の太陽エネルギー関連会社である晶澳太陽能(JAソーラー・ホールディングス)JASO.Oと江西賽維LDK太陽能高科技(LDKソーラー)LDK.Nが12日発表した4―6月期決算は、太陽光パネル価格が世界的な供給過剰を受けて急落していることが響き、純損失を計上した。これを受け、両社の株価が急落した。 世界的な金融危機で再生可能エネルギー・プロジェクトの資金調達が困難になったことから、太陽光業界は苦境に追い込まれている。スペインで太陽光エネルギーに対するインセンティブが縮小されたことも太陽光パネルの供給過剰をもたらし、価格急落を招く要因となった。
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