自爆テロがあったコプト教の教会。爆発後、コプト教徒とイスラム教徒が衝突し、治安部隊が出動した−1日、アレクサンドリア(ロイター) エジプト北部アレクサンドリアで1日未明に起きたキリスト教徒の一派、コプト教の教会を狙った自爆テロで、イスラム過激派「エジプトのサラフ主義者の若者たち」を名乗るグループが4日、ウェブサイト上でコプト教徒を狙ったさらなるテロを警告する声明を出した。 信憑(しんぴょう)性は不明で、同グループが1日のテロを実行したかどうかも明らかではない。 7日未明には、コプト教のクリスマスのミサが予定されており、同国治安当局は、テロ再発を防ぐため、各地の教会に多数の治安部隊を配置して厳戒態勢を敷いている。 声明は、コプト教の法王シェヌーダ3世を名指しし「イスラム戦士のメッセージから教訓を得ていない」と批判。「要求は明確だ。おまえたちが拘束しているわれわれの姉妹たちを釈放することを求め