オプションなしでファイルの比較 オプションなしのdiffコマンドの出力には、行番号、a/d/cのアルファベットと大なり小なり(>、<)が表示されます。a は追加(added)、d は削除(deleted)、c は変更(changed)を意味し、「<」は左側のオリジナルファイル、「>」は右側の新しいファイルの差分を表します。 例として、DebianのAPT用のパッケージリソースリストのファイル/etc/apt/sources.list で、diffコマンドを実行してみます。 オプションなしでオリジナルファイル(sources.list.org)と新しいファイル(sources.list)を比較します。 $ diff /etc/apt/sources.list.org /etc/apt/sources.list 2,6d1 < < # deb cdrom:[Debian GNU/Linux 6