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ブックマーク / number.bunshun.jp (8)

  • 「アツいぜ!チケット」返金続出で考えさせられた“ファンのあり方”。(鷲田康)

    「最高のプレーをしても『金を返せ』と言われるんじゃ選手のモチベーションが下がるだけだよ」と語った中畑清監督。ただし、この企画のネタでスポーツ新聞の一面を飾るなど、宣伝効果は抜群だったという声も……。 スポーツ紙の記者になったころ、一番嫌だったのはナイターシーズンの内勤仕事だった。 ナイターをやっているときに、会社で細かいメモなどの原稿や写真のキャプションを書くのが役割だが、実はもっと大事な仕事が待っていたのである。 それは巨人が負けたときの苦情電話の処理係だった。 会社に入った当時は、まだ各部署がダイヤルインではなかった。代表番号(これが新聞には必ず載っているから始末が悪い!)にかかってくる電話を、交換台のお姉さまたちがつないでくれるシステムだった。ナイターで巨人が負けたときにはデスクの脇のいくつかの電話が“苦情専用”となって、試合終了直後からひッきりなしに鳴り響くのである。 「読者からで

    「アツいぜ!チケット」返金続出で考えさせられた“ファンのあり方”。(鷲田康)
    alphireb
    alphireb 2012/05/14
    「ファンにもファンである責任がある――こう言ったら大袈裟かもしれない。しかし少なくとも、ファンこそがチームを支えているという気概を持って行動する。「アツい」ファンとは、そういうものではないだろうか」
  • 海外移籍を経験したから分かった、細貝萌の見る“Jリーグの現在地”。(木崎伸也)

    2010年12月に複数年契約を結んだレバークーゼンから、当時2部だったアウクスブルクへレンタル移籍をし、チームの1部昇格に貢献。今季はボランチのレギュラーに定着し、チームが残留するため奮闘している。 この新連載の前回において、サンフレッチェ広島のミハエル・ミキッチの「日の若手はなぜ外国のリーグに行きたがるかわからない」という“語録”を取り上げたところ、予想以上に大きな反響があった。かつてないほどに日人選手が欧州に移籍するようになった今だからこそ、「Jリーグの現在地」を正しく理解することが求められているのだろう。 ただ、前回の原稿の中で、少しばかり説明が足りなかったと反省している部分もある。それはミキッチがブンデスリーガを離れてからすでに6年ほどが経過しており、彼が持っているドイツサッカーの印象はやや古くなっている可能性があるということだ。 2部のアウクスブルクが1部へ昇格する原動力とな

    海外移籍を経験したから分かった、細貝萌の見る“Jリーグの現在地”。(木崎伸也)
    alphireb
    alphireb 2012/04/21
    「海外移籍だけでしか得られないものはまだ存在する」「だが、そういう“ピッチ外の付加価値”を除いたサッカーの質に限れば、(略)Jリーグは欧州4大リーグのひとつのブンデスリーガに近づきつつある」
  • <ノンフィクション> 86歳のサッカー少年 ~最高齢記者・賀川浩の半生~(近藤篤)

    神戸一中はサッカー強豪校であり、進学校でもあった。メガネ着用率が高い。前列左から2番目が5年生の賀川。'41年撮影、賀川所蔵 大正時代に生まれ、後に日本代表となる兄の影響を受け、 戦時中は特攻隊に志願し、新聞記者として長らく勤め、 '74年西ドイツ大会を皮切りに、通算9度のW杯取材――。 そんな波瀾万丈の経歴を持つ現役ジャーナリストがいる。 日サッカーの発展を見守り続けた男の足跡を辿った。 大阪版サンケイスポーツ、日付は1974年6月15日土曜日、定価は70円。第3面の上段に「Oh! ワールドカップ」というタイトルの連載記事が載っている。 小雨のなか“世界のお祭り”開く この迫力 緊張感に胸がキューッと 強豪ブラジル、防戦一方 '74年W杯開幕戦、ブラジル対ユーゴスラビアの試合を伝えるその記事は、こんな書き出しで始まる。 ――試合が終わったあとの肩の凝り方のひどさ。これはなれないカメラを

    <ノンフィクション> 86歳のサッカー少年 ~最高齢記者・賀川浩の半生~(近藤篤)
    alphireb
    alphireb 2011/05/11
    「記者になってからかな、本気でこの国のサッカーを強くしたいって思い始めたのは。自分が好きでやってきたスポーツがなんで盛んにならないのか。盛んにできてないだけのことやろ」
  • モウリーニョとレアルを完全凌駕した、グアルディオラとバルサの戦術と能力。(中嶋亨)

    お互い相譲らぬ名采配ぶりを繰り広げるグアルディオラとモウリーニョ。ラリー・クラシコ4連戦は、互いに1勝1敗1分けとなったが、CL決勝への切符は、ほぼバルサが得たことになった 27日、サンチャゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリーとバルセロナによるチャンピオンズリーグ準決勝一戦目は、バルサが2-0で勝利。国王杯決勝戦でバルサを120分間にわたって完封したレアル守備網は前半こそ無失点で切り抜けたものの、後半に守備的MFペペが一発退場となり、完全崩壊してしまった。 しかし、そのターニングポイントは試合開始直後からグアルディオラ監督の執った采配によって引き起こされたものだった。 国王杯決勝においてバルサの攻撃を停滞させる“Trivote”が機能したレアルは万全の態勢で宿敵をホームに迎えた。 一方のバルサは試合前日にイニエスタまでもが負傷離脱。鉄壁の守備網を敷くレアルに対し個人技による打開が期待さ

    モウリーニョとレアルを完全凌駕した、グアルディオラとバルサの戦術と能力。(中嶋亨)
    alphireb
    alphireb 2011/04/29
    「結論から言えば、モウリーニョはペペ退場後、完全に思考停止状態に陥ってしまった」モウリーニョの指揮官としての欠点は、うまく行かなくなると人のせいにしちゃいがちなところだなー。
  • 大相撲の「八百長」って何だ!? ~Number創刊年に載ったコラムを再発表!~(設楽敦生)

    「大相撲の『八百長』って何だ!?」 この特集を組んだのは1980年。ちょうど「Number」創刊の年でした。 当時、大相撲は年間を通して殆ど満員御礼というブームの最中にありました。 現・貴乃花親方の父である初代・貴ノ花が群を抜いた人気を誇りつつも、 ウルフこと千代の富士が次代のスター力士として急成長している時代でした。 ――30年が経った2011年。ふたたび日中を騒然とさせている八百長問題。 わたしたちは、この記事に再び陽の目を当てるべきだと考えました。 ウェブにしては長文なのですが……それだけに読み応え充分です。 大相撲の八百長。古くて新しい難問に対する一つの考え方がここにあります。 「“内部告発”を続ける某週刊誌」と表紙でお伝えしたのは『週刊ポスト』誌である。 かれこれ半年にわたって続いているそのキャンペーンの要旨はこうだ。 ――元十両力士で“大相撲の八百長の仕掛人であった”と称する

    大相撲の「八百長」って何だ!? ~Number創刊年に載ったコラムを再発表!~(設楽敦生)
    alphireb
    alphireb 2011/02/11
    「あれは野球見物と同列のスポーツ見物なのか。むしろ歌舞伎座の空気の方に似てはいないか」「われわれを楽しませてくれる、広い意味の貴重な“技芸”の一種なのではないか」
  • <ノンフィクション> セルジオ越後 「ニッポンを叱り続けた男の人生」(城島充)

    舌鋒鋭い辛口評論家。多くの日人は彼のことをそう認識している。 しかし、日サッカー文化を植え付けたのはいったい誰だったのか? もう一度考えてみて欲しい。セルジオ越後65歳。孤高の伝道師のルーツを辿った。 サッカージャーナリストの草分け的存在として知られる賀川浩は、そのプレーを克明に記憶している。 1974年の日サッカーリーグ(JSL)第4節、ヤンマーと藤和不動産の一戦が大阪・長居競技場で行なわれた。当時のJSLには日系ブラジル人選手を招いて戦力補強するチームが増えていたが、藤和の8番をつけたセルジオ越後も地球の裏側からやってきた助っ人プレイヤーの1人だった。 賀川は来日当初からそのスピードと卓越した技術に注目していたが、この日瞼に焼き付いたのは派手な足技ではなかった。 逆サイドへ長いパスを正確に蹴り出す。広い視野と精密機械のようなコントロールで試合の流れに変化をつけたかと思うと、ペナ

    <ノンフィクション> セルジオ越後 「ニッポンを叱り続けた男の人生」(城島充)
    alphireb
    alphireb 2011/01/25
    この方はやはり「頑固親父」なんだな。考え方が古かったり、しょっちゅう間違ったことも言うけど、言動の後ろに強さと熱さはある。こういうキャラクターが貴重なのは間違いない。
  • 小倉新会長の「Jリーグ秋春制」議論。決定的に欠けているものとは何か?(木崎伸也)

    サッカー界にとって、正の遺産になるのか、それとも負の遺産になるのか――。 日サッカー協会の犬飼基昭前会長はあっという間に表舞台から姿を消したが、彼がぶちあげた「秋春制」というJリーグの改革案だけは、しぶとく生き残り続けている。後任の小倉純二会長も「経済状況や環境が許せば、今後5年から10年内に実行したい」と語り、積極的にこの問題に取り組むつもりだ。 しかし、依然として、雪の影響が予想されるJリーグのクラブやサポーターからは、反対の声が上がっている。当然だろう。話にちっとも具体性がともなっていないからだ。「日本代表のマッチメイクがしやすい」と言われてもクラブには関係のないことだし、「欧州リーグへの移籍の潤滑化」は逆にデメリットになりかねない。 クラブ側のメリットをあげるとすれば、夏場の試合を減らして、試合のクオリティーを高めることぐらい。乱暴な言い方をすれば、メリットとされることは、ほ

    小倉新会長の「Jリーグ秋春制」議論。決定的に欠けているものとは何か?(木崎伸也)
    alphireb
    alphireb 2010/09/03
    この記事の後半で出ているプランにしても、結局7~8月に試合をすることになる。メリットの具体性がないところにコストはかけられないでしょう。
  • 湘南ベルマーレ“平成の臥薪嘗胆”。「生きるか死ぬかの500試合」(1/3) [Jリーグ特報] - Jリーグコラム - Number Web - ナンバー

    湘南ベルマーレ“平成の臥薪嘗胆”。 「生きるか死ぬかの500試合」 戸塚啓 = 文 text by Kei Totsuka photograph by NIKKAN SPORTS 早く、早く。まだか、おいっ!  ベンチにいるスタッフと控え選手はもちろん、ベンチサイドのチーム関係者も、両手を拡げて試合終了をアピールする。湘南ベルマーレの11年ぶりのJ1昇格は、ついにカウントダウンへ突入していた。 死地からの力強い生還だった。 ホームの水戸ホーリーホックに20分と21分に立て続けに失点を喫し、あっという間に点差を拡げられてしまう。同時刻に開催されていた4位のヴァンフォーレ甲府対ロアッソ熊戦は、同じ2-0のスコアで甲府がリードしていた。このままでは、勝ち点1差で甲府にJ1昇格の権利を譲ってしまう。 1ボランチの田村雄三が、DFに声をかける。 「下を向くなっ! 3点目を絶対にや

    alphireb
    alphireb 2010/01/04
    「J2で3位だったわけですし、僕らは一番下から、最下位から始まると思う。J1のチームと同じような準備では、差は縮まらない。」
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