気象庁は23日、3~5月の3カ月予報を発表した。4月に一時的に寒気が入りやすいものの、北日本(北海道、東北)から西日本(近畿、中四国、九州)で気温が平年並みか高い見通しだ。6~8月も全国的に暑くなる予報になっている。 気象庁によると、3月以降、太平洋高気圧が北側で強まるため、日本列島周辺では沖縄・奄美を除いて南からの暖かく湿った空気が入りやすい。3月の降水量は太平洋側で多く、西日本の日本海側でも平年並みか平年より多くなる。平年を上回る積雪があった地域では、雪崩や融雪による災害に注意が必要だ。(共同)