(CNN) 激しい寒波に見舞われた米南部ノースカロライナ州でこのほど、ワニが表面の凍った池のなかから鼻だけ突き出し、「冬眠」するという珍しい光景が出現した。ワニは気温が上昇すれば、通常の活動に戻るという。 同州にある野生動物公園「シャーロット・リバー・スワンプ・パーク」は最近、激しい寒波に見舞われたが、ワニが凍った水に対処する様子が園の職員によって撮影された。 凍った池の表面に鼻を突き出すことで呼吸ができるのだという。 冬眠と似たような状態となり、代謝が低下し、エネルギー消費が少なくなるという。 気温が上昇すれば、ワニは元の状態に戻るという。 園の責任者を務めるジョージ・ハワード氏は「気温が15度に上がれば、太陽の下で日焼けもできて、人生を楽しめるようになるよ」とワニに話しかけた。