未受診妊婦は高リスク!「飛び込み出産」防止へ実態調査 大阪府など (1/2ページ) 2009.7.20 01:00 妊婦健診をほとんど受けない妊婦が分娩に臨む「飛び込み出産」を防ぐため、大阪府は8月から大阪産婦人科医会と共同で未受診妊婦の実態調査に乗り出す。妊婦と医師の双方に大きなリスクが伴う未受診の原因を把握し、具体的な支援策を検討するのが狙い。未受診は飛び込み出産の原因と指摘されているほか、飛び込み出産では入院費用を支払わずに退院するケースもあり、医療機関の経営を圧迫する一因にもなっている。 国は妊婦や胎児の健康を確保するため、出産までに14回の妊婦健診を受けることが望ましいとしている。しかし、妊婦健診は健康保険が適用されず公費で助成される回数分以外は全額自己負担になるため、経済的な理由から受診しない妊婦もいるという。 未受診では、妊婦の健康状態や胎児の成育状況、感染症や合併症の有無