10月2日から放送がスタートするNHKアニメ「バクマン。」(土曜午後6時)の試写会と会見が15日、同局で行われ、人気声優の阿部敦(29)と日野聡(32)が出席した。原作は週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画で、少年2人がプロの漫画家を目指して奮闘する青春物語で、漫画界の裏を描くリアルストーリーでもある。NHKのアニメで、同誌の作品が原作で使われたのは初めてだ。 主人公の真城最高を演じる阿部は、「最高は1話から冷めた皮肉っぽいところから入って、最後はとても熱い気持ちを宣言するギャップがあって、現代の若者っぽいです」と印象を口にした。一方、もう1人の主人公高木秋人を演じる日野は、「秋人は一見クールに見えるけど、ストレートに意見を言うところが魅力。漫画業界を知らず、夢に向かって突き進むのも、魅力の1つですね」と話した。