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  • 「子どもを守れなかった父の死を悲しみきれない」 あの年、中学生だった21歳が口にしないこと

    「僕は教員だった父の死をどこか悲しみきれていない」 東日大震災でのこされた遺族のなかには、大切なその人の死を受け止めきれない人がいる。小学校教師だった父を亡くした佐々木奏太さん(21歳)もその一人だ。 父(当時55歳)はあの時、児童74人、教員10人が死亡・行方不明になった石巻市立大川小学校にいた。2年の担任だった。 大学生になった佐々木さんはいま、児童の遺族とともに大川小に立って、訪れる人たちに何が起きたのかを語っている。 ここだけ強調すると、「辛かった父の死と向きあい、乗り越えた遺族」にみえる。 しかし、6年という時間はまだまだ足りなかった。 2017年3月11日、彼は生まれ育った南三陸町でその時を迎えた。 「いってらっしゃい」と父を見送った震災当時、佐々木さんは中学3年だった。朝はいつもと同じようにやってきた。 仕事にいく父を「いってらっしゃい」と見送り、登校する。 進学先も決まっ

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