最近ちょっと、これは発見なのではないかと思っていることがあります。 それは「ひょっとするとニコニコ動画ではルネサンス以前の音楽の受容形態が復活してるんじゃね?」ということ。 要するにこうです。 音楽や絵画のような芸術作品は、作り手それぞれの作家性が発揮される場だ、という前提。 これ、当たり前にみえるけど、実は西洋でいう近代以降の考え方にすぎないですよね? ルネサンス(文芸復興)によって暗黒の中世が終わったとされているのが、近代以降の時代。 じゃあそれ以前、暗黒の中世はというと、「神様、教会が絶対」だったわけです。 だから音楽も「いかに神の恩寵を正確に表現するか」j(グレゴリオ聖歌的な) 絵画は「いかに聖書の場面を正確に再現するか」(宗教画的な)といったように、 神、聖書というお手本があって、音楽家も絵描きもそいつ自身という個性はどうでもよくて、 とにかく神という究極の存在をどれだけ正確に「