まだ半導体デバイスの要点を完成させていないところではありますが、電気回路の教科書を書きたいという気持ちが禁じえなくなりました。現在、筆者はシステム創成工学科で電気回路基礎の授業を受け持っておりますが、市販の教科書でも良著が多数あるのですが、どれも十分な数学力を前提に書かれていて、大学二年次、三年次でも難しすぎる傾向にあります。一方、電気回路は、行列、微分、積分、微分方程式、複素数、フーリエ級数・変換、ラプラス変換などの実践の場でもあり、これらを電気回路を通して習熟することもできます。もちろんこれら数学がエンジニアにとって必須であることはいうまでもありません。すこしずつアップしていきますので、ぜひ電気回路の学びなおし、大学院入試の勉強などにご活用ください。なお、現時点では授業の補助資料です。ミス等があるかもしれません。ご指摘いただけたら幸いです。 電気回路の要点 第1章 抵抗回路(2023/