1、物理と化学 まず、高校時代は理系で文字通り物理と化学を教科書で勉強しました。 大学院での研究、社会人になってからのエンジニアの仕事ともに、高校時代に習った物理あるいは化学の延長線上にあること間違いありません。 世の中にある製品設計・製品開発は高校時代に習う物理又は化学を複雑にしたものです。 例えば、自動車は様々な技術から成り立っており、その自動車を構成する技術は物理と化学がベースになっています。 物理は、物質の目に見える現象とでも言えば良いのでしょうか。 極論を言えば、世の中の目に見える現象は、全て何かしらの物理の数式で表すことができるはずです。 人間がジャンプしても、重力の影響で地面に戻ります。 物をある高さから落とせば、重力加速度(9.8m/s2)で加速しながら地面に向かって落ちていきます。 氷の上では、摩擦力が小さくなって滑りやすくなります。 鉄板の中心を火で温めれば、徐々に熱が