1日、大分スポーツ公園にて「第3回宮沢正史カップU-10」が開催され、県内の10チームが参加した。 あいにくの大雨だったが、当初は決勝戦と表彰式のみ顔を出すことになっていた宮沢正史は「子供たちが喜ぶと思って」と、雨に濡れながら1回戦から観戦。「僕が子供のころにも実業団の日産の選手が来てくれたり、セルジオ越後さんが教室を開いてくれたりしたことが記憶に残ってますから」と振り返った。 同時に「昔はバコーンと蹴るだけだったが、今の子供たちは技術が高くパスをつなげる。反面、一人で打開するドリブラーの良さが影を潜める場合もありますね。得意なことを好きにやらせるのも手だし、組織プレーが必要な面もある。難しいですが、大分の育成指導者の情熱を感じる大会でした。子供たちの目は輝いてましたね」と分析した。 大分から“第2、第3の宮沢正史”が登場する日も近いかもしれない。