国内で観測された最大級の局地的な豪雨が大阪の中心部で降った場合、地下鉄など8つの路線の41の駅が浸水するおそれがあることが、都市水害の専門家のシミュレーションで分かりました。専門家は「最悪の事態を想定して対策を取ることが必要だ」と指摘しています。 それによりますと、駅の出入り口の浸水対策が間に合わない最悪のケースの場合、全体の40%に当たる52か所の出入り口から水が流れ込み、地下の線路に次々と広がっていきます。浸水が最も広がる8時間後には大阪市内の地下鉄など、8つの路線の41の駅が浸水し、このうち御堂筋線の梅田駅など11の駅は水の深さが5メートル以上になり、水没するという結果となりました。 国の専門調査会は7年前、川が氾濫した場合の東京の地下鉄の浸水の想定を公表していますが、専門家によりますと、下水道の排水能力をはるかに超える局地的な豪雨を要因とした大規模な地下の浸水想定は初めてだというこ
厚生労働省検疫所業務管理室によると、日本と韓国の往来者数は1日約1万4千人。韓国への定期便は国内25の空港で週607便に上るほか、高速船やフェリーの行き来も多い。そんな最も近い隣国でのMERSの流行。日本からの渡航に危険性はないのだろうか。 韓国で最初に感染した男性は発症から感染確定まで9日かかり、同じ病棟の患者や診断した医師らが感染したことで拡大した。こうした状況を踏まえ、厚労省結核感染症課の担当者は「韓国のケースは基本的に医療機関を介して広がったもの。旅行で観光地をめぐる分には心配ない」との見解を示す。2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)ほど感染力は強くなく、患者と街中ですれ違った程度では感染しないことも理由の1つ。外務省も不急の渡航延期を求める「感染症危険情報」を出していない。 一方、ウイルスは患者のせきやくしゃみの飛沫(ひまつ)で感染することから、厚労省や外務省は韓
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