成城石井.com ことば 噺家 演目 志ん生 円朝迷宮 千字寄席 将棋の対局中に、桂馬が前方の二枚の敵駒に両取り、両天秤をかけることを、しゃれて言ったもの。 両取りは二股、両脚を開いて掛けているのといっしょで、どちらかの駒を捨てないかぎり、これは外せません。 そこで「股」「脚」から褌としゃれたわけです。別名「吊り褌」とも。 で、結局大駒をタダ取りされた上に、次はいきり立った馬に成られて本当に褌が外れ、「金」が出てしまったりするわけで。 こうなると、踏んだり蹴ったり。 成城石井.com ことば 噺家 演目 志ん生 円朝迷宮 千字寄席