高知市の動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」で、えさ用の金魚が6年間生き延び、全長約30センチまで成長した。今では展示水槽の主役で、大事に育てられている。 鳥のえさだったが食べられず、ジャガーのえさ用の池へ。その後、広島から来たオオサンショウウオがこの夏に死ぬまで、えさとして同じ水槽で過ごした。 金魚は昨年、プロ野球・広島がリーグ優勝する前に「カープくん」と名付けられていた。阪神ファンの飼育員は「タイガースも強運にあやかってほしい」。
高知市の動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」で、えさ用の金魚が6年間生き延び、全長約30センチまで成長した。今では展示水槽の主役で、大事に育てられている。 鳥のえさだったが食べられず、ジャガーのえさ用の池へ。その後、広島から来たオオサンショウウオがこの夏に死ぬまで、えさとして同じ水槽で過ごした。 金魚は昨年、プロ野球・広島がリーグ優勝する前に「カープくん」と名付けられていた。阪神ファンの飼育員は「タイガースも強運にあやかってほしい」。
日本のネット文化の象徴であり、世界的にも人気の高いバーチャルシンガー初音ミクをめぐるさまざまな創作を展示・実演するイベント「マジカルミライ 2017」が1~3日、千葉・幕張メッセで開かれ、過去最高の3万人超が訪れた。8月31日は初音ミクの誕生10周年、マジカルミライも5回目ということもあり、ライブでは過去の人気曲も多数演奏された。会場では今後の技術開発の方向なども披露され、「次の10年」に向けての展望や課題も垣間見えた。 初音ミクは、ヤマハの音声合成技術「ボーカロイド」を基にしたパソコンソフト。言葉とメロディーを入力すると、歌わせることができる。産業技術総合研究所首席研究員の後藤真孝さんによれば、主な発表の舞台である動画サイト「ニコニコ動画」には現在、ボーカロイドのオリジナル作品が14万曲以上あり、動画などの派生作品は63万に上る。この爆発的な創作を支えたのが初音ミクだ。 その10年間の軌
北朝鮮が6回目の核実験に踏み切った。地震の規模から推定すると、爆発規模は過去最大とみられる。朝鮮中央テレビは、大陸間弾道ミサイル搭載用の水爆実験に「完全に成功した」と発表した。核弾頭とミサイルの開発はどこまで進んでいるのか。 長さ1メートルほどの、ひょうたんのような銀色の物体――。北朝鮮は3日、金正恩・朝鮮労働党委員長が核兵器研究所を視察した様子を配信した。物体は、ミサイルの先端部に収める水爆の容器に似た形。映像は、弾頭の小型化に成功し、ミサイルに積める段階に近づいていることをアピールしたものとみられる。 北朝鮮は昨年9月、水爆の前段階といえる「ブースト型」の原子爆弾の実験に成功したと考えられている。ブースト型爆弾は、ウランやプルトニウムなどの核分裂反応を効率良く起こすことで、長崎に投下された「爆縮型」の原爆を大幅に小型化したものだ。 水爆は、さらに威力を高めるために、2段階で爆発する。ま
スマホゲーム「ポケモンGO」を1カ月以上続けてプレーした労働者は心理的ストレスが減ったという調査結果を、東京大の川上憲人教授(精神保健学)らの研究グループがまとめた。英科学誌サイエンティフィック・リポーツで7日発表した。 日本に住む20代から70代の正規雇用の労働者2530人について、ポケモンGOの国内配信が始まった2016年7月をはさんだ15年11月と16年12月の2回、心理的なストレスの程度をみる同じ検査を、ネットでしてもらった。その結果、16年12月時点で、ポケモンGOを1カ月以上続けてプレーしたことがあると答えた246人は心理的ストレスが1年前より減っていたが、残りの2284人はほぼ横ばいだった。年齢や喫煙習慣などの影響を調整した上で比べて、統計的に明確な差があったという。 これまでポケモンGOは抑うつ状態や引きこもりなどの解消に効果があるという説はあったが、科学的根拠のある検証は
九州各地で教員不足が深刻になっている。年度当初の欠員が相次ぎ、福岡県では1学期半ばでも60人以上が不足していた。第2次ベビーブーム世代の就学時に採用された教員の大量退職が背景にある。切羽詰まって、「教員免許をもつ人を紹介して」と保護者に呼びかける教委もある。 保護者に「紹介して」メール 「お知り合いの方で、教員免許状をお持ちの方がいれば、是非紹介してくださるようお願いします」。今年1月、福岡県大野城市の小学校の保護者に届いたメールだ。県教委の福岡教育事務所が、管轄する市町の教委と小中学校を通じ、保護者ほぼ全員に呼びかけたという。この保護者は「そこまで先生が足りないのかと驚いた」と話す。 福岡県内の元中学教員の男性(61)には昨年、地元教委を名乗る人から「中学の教員が足りない。講師として来てくれませんか」と電話がかかってきたという。男性は元社会教諭。「社会はいっぱいおるでしょう」と言うと「い
1時間に及ぶ剣士の対決の結果は――。 10日に仙台市で始まった全国高校総体(インターハイ)剣道の男子個人4回戦で、異例の引き分け再試合があった。九州学院(熊本)の岩切勇磨(3年)と高千穂(宮崎)の林拓郎(3年)の対戦だ。 会場内に四つある試合場の一つで、午後6時前に始まった。互いに一本を奪えぬまま4分が経過し、延長戦に突入した。 ルールでは「延長戦の試合時間は勝敗が決するまで継続する」。どちらかが一本を取るまで終わらない。他の試合場では競技が終わり、汗だくの2人の叫び声と竹刀の打撃音、応援の拍手だけが会場に響いた。 試合時間が30分経過したころ、主審が給水タイムを宣告。その後も疲労が見える2人に対し、主審が「しっかり深呼吸して」と何度も促した。 互いに傷んだ竹刀を1本ずつ取り換えた後、試合時間50分20秒で審判長が止めた。午後7時過ぎだった。「試合時間が1時間に及び、この会場の運営の関係も
希少なタイプの糖尿病を患う愛知県の男子高校生は、体調管理のために必要な昼食前のインスリンの自己注射を教室で打つことが一時期かなわなかった。中学や高校側が禁じたためだ。トイレで打つよう指示されたこともあり、問題視した医師が先月学会の集会で報告。患者団体は、本人の希望を尊重すべきだと指摘している。 愛知県の県立高校の男子生徒(16)は、名古屋市内の中学2年生だった2014年12月、病院で1型糖尿病と診断された。インスリンが膵臓(すいぞう)で作られない病気で、生活習慣と関係のある2型と異なり、自分の免疫が誤って膵臓の細胞を攻撃することなどで起こる。15歳未満の年間発症率は10万人に2・25人とされる。 高血糖が続くと将来腎不全や失明などの合併症が起こる恐れがあり、1日4、5回、注射などでインスリンを補い、血糖値を調節することが欠かせない。生徒は学校に事情を説明し、危なくないと考えて昼食前に教室で
大阪市での対局に勝ち、公式戦の連勝記録を27に伸ばした藤井聡太四段(14)は、中学生らしからぬ言葉遣いにも注目が集まっている。17日も、朝日新聞記者のインタビューで将棋の魅力を聞かれた際に「醍醐味(だいごみ)」という言葉を口にした。 「実力からすると、望外(ぼうがい)の結果」(11連勝、4月4日)、「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」(20連勝、6月2日)。毎回、対局後に大勢の報道陣に囲まれる藤井四段。あどけない表情からは想像もできないような難しい言葉を使って、謙虚に喜びを表現する。 醍醐味は、深い味わい、本当の面白さという意味。望外とは、望んでいる以上によいこと。僥倖とは、思いがけない幸運のこと。 母親の裕子さん(47)によ…
東京・小笠原諸島の自然などを収めた「楽園」シリーズで知られる、写真家の三好和義さん(58)が16日午後7時すぎ、西之島が爆発的に噴火する様子を撮影することに成功した。乗船していた客船「にっぽん丸」の船上から、約2キロ離れた島の噴火の様子を撮影した。 三好さんによると、船が約1時間、島の周囲を巡る間に数分に1度噴火が続いたという。噴火すると「ドン」という爆発音が少し遅れて聞こえ、黒い火山灰も降ったという。 夕暮れとともに溶岩の明るさが際立つようになった。三好さんは「こんな迫力のあるシーンを撮影できるとは。赤い溶岩で浮かび上がった山の形も美しく、興奮しました」と話した。 2013年、西之島近くの海底が噴火して新島ができ、その後の活発な火山活動で西之島とつながった。しばらく活動が収まっていたが、今年4月に約1年5カ月ぶりに噴火。気象庁は火口から1・5キロの範囲で噴石に警戒するよう呼びかけている。
世界最強棋士との三番勝負で完勝した囲碁AI(人工知能)「アルファ碁」を開発したグーグル傘下の英ディープマインド社が、対局に備えて積み重ねたアルファ碁同士による自己対戦の棋譜50局を公開した。棋士の理解を超える着手の連続に、「こんな碁はいまだかつて見たことがない」と碁界は騒然としている。 革新的な技術「ディープラーニング(深層学習)」を導入したアルファ碁は、高段者の棋譜を写真のように画像として読み込み、各局面に応じた好手を学習。人間の残す棋譜だけでは教材が足りず、アルファ碁同士が自己対戦を繰り返して能力を高めたが、その棋譜はほとんど非公表だった。 アルファ碁は5月23~27日、中国の世界最強棋士、柯潔(かけつ)九段を3戦全勝で圧倒。その後、ディープマインド社は「囲碁ファンへのスペシャルギフト」として棋譜50局を自社のホームページに公開した。 手数が進んだ特殊な状況に限り有効とされていた「星へ
警察官同士で結婚した夫婦が同じ職場で勤められる仕組みづくりに宮崎県警が力を入れている。同じ署で働くだけでなく、少人数態勢の駐在所で夫婦二人きりで働くケースも。単身赴任のイメージが強い警察の印象を変えられるか。 「地域のみなさんからは『図師嫁』『図師旦那』なんて呼ばれています」。夫の図師耕磨(たくま)巡査(22)と妻の真璃亜(まりあ)巡査(22)は昨年結婚したばかりの新婚夫婦。同じ制服を着て同じ都城署山之口駐在所で働く「駐在さん夫婦」だ。 専門学校時代に知り合った二人は、2014年に警察学校に同期入校。運動好きの趣味が合い、翌年から交際を始めた。結婚することを上司に相談したところ、言い渡された辞令は二人での駐在所勤務だった。昨年8月から山之口駐在所での勤務がスタートした。 それまでは職場には常に上司がいたが、良くも悪くも職場にいるのはパートナーのみ。「経験の浅い二人で駐在所を持つのはとても不
リニア中央新幹線の建設残土処分候補地の一つ、岐阜県御嵩町の山林に、希少植物のハナノキやシデコブシが群生していることが分かった。保護を求める町の生物環境アドバイザーがJR東海に問い合わせたところ、町は「ルール違反」だとして注意し、退職届に署名するよう求めた。 現地は、同町美佐野のリニアのトンネル出口予定地近くにある山林(約90万平方メートル)。町有地と民地が混在し、かつてゴルフ場が計画されていた。町は県を通じ残土処分の候補地に挙げ、JRが調査している。工業団地にする構想もあり、地元には埋め立てを歓迎する意見もある。 現地には、住民の調査で希少種のハナノキの成木80本、稚樹400本以上が見つかった。希少植物のミカワバイケイソウ、シデコブシの自生や、希少鳥類のサシバの営巣やミゾゴイが目撃されている。 処分地に正式決定しておらず、JRは環境保全措置を公表していない。だが保護関係者によると、最低限の
ゴールドウインのアウトドア関連ブランド「ザ・ノース・フェイス」の直方体形リュックサック「ヒューズボックス」が、幅広い世代に裾野を広げている。「記録的なベストセラーで、象徴的なアイテムになった」(杉谷卓執行役員)という。 ヒューズボックスは登山でベースキャンプを張れるよう開発され、丈夫で耐水性がある。発売以来好評だったが、最近では通勤・通学にも使われ、人気が出ている。同社では、街中で使われることは「想定外だった」という。スポーツ用品を街で身につけるトレンドもあり、アウトドアと日常用の区別がなくなってきたとみる。 アウトドア関連の売り上げ増などで、同社の2017年3月期の売上高は前年比2・0%増の609億円で、7期連続の増収となった。
「カラス侵入禁止」。そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。岩手県大槌町にある東大の研究施設は春になると、カラスに「警告文」を出す。研究者が放つ奇策だ。今年で3年目、東大が連勝している。 4月中旬の午後、大槌湾に面した「東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター」の1階で、佐藤克文教授(動物行動学)がパイプや窓枠に紙をつるしていた。パイプ周りの断熱材はむしられてボロボロだ。「カラスが巣作りで持っていきました」。佐藤教授は苦笑いする。 センターは世界的な海洋研究の拠点として1973年に前身がオープンした。だが、震災の津波は3階建ての最上階まで到達した。その後、3階だけ仮修復したが、1、2階はがれきの撤去後、物置になった。 佐藤教授によると、カラスの被害が目立ち始めたのは15年春。むき出しになった1階天井のパイプの断熱材がむしり取られ、羽根やフンが落ちるようになった。 津波で周囲
「役員をやらずに、文句だけ言っては無責任」。そう考えて執行部に入ったある女性の改革案に、思わぬ「NO」が突き付けられました。壁はどこにあるのでしょう。 「役員 PTA 無責任」のキーワードでネットを検索したら、1月に開設されたばかりのブログが見つかりました。 開設した千葉県の40代の女性は昨年、「役員をやらずに、文句だけ言うのは無責任だ」と考えて執行部の役員になりました。小学校教諭の経験もあります。誰もが自由に参加できるPTAに変えるために貢献できれば、と考えていたそうです。 PTA会長も改革に関心が高く、ネットでPTA問題や各地の改革事例を調べたそうです。執行部は何度も週末に集まって議論しました。最終的に①入退会は任意ということを周知し、入会手続きを整備する②学校集金ではなく、PTA会費は現金で集める③組織をスリム化する(役員は子どもの数にかかわらず世帯ごとに1回のみ、役員数を減らす、な
埼玉県内で人並みに暮らすには月約50万円の収入が必要で、子供が大学に入ると支出が急に増え、奨学金がないと成り立たないとする調査結果を、県労働組合連合会(埼労連)と有識者がまとめた。「賃金の底上げとともに、教育や住宅の負担を下げる政策が必要」と指摘している。 調査は、昼食を食べる場所や日ごろの買い物の場所や支出など、日常生活でのお金の使い方を聞く「生活実態調査」と、生活に必要な持ち物を聞く「持ち物財調査」のアンケートを、昨年1月に埼労連の組合員など3千人に依頼し、3カ月で597人(有効回答率約20%)が答えた。 その分析で、回答者の7割以上が持つ物を「必需品」とし、それを持つ生活を「普通の生活」と定義。回答者がよく買い物をしている店などで実際の価格も調べた。 こうした積算で、次の各モデルの結果が出た。いずれも夫は正社員で妻はパート勤務、車はない設定。 【30代夫婦で小学生と幼稚園児】さいたま
速報 朝刊 記事一覧 紙面ビューアー 夕刊 記事一覧 紙面ビューアー 連載 特集 ランキング コメント その他 動画・音声・写真 土曜別刷り「be」 記者イベント 天気 数独 12星座占い サイトマップ 検索 ヘルプ Q&A(よくある質問) 総合ガイド お申し込み ログイン マイページ 有料会員紙面ビューアーコース登録済み 無料会員(クーポン適用中)紙面ビューアーコース登録済み 無料会員紙面ビューアーコース登録済み 朝日ID会員朝日新聞デジタル未登録 紙面ビューアーコース お客様サポート(個人設定) お客様サポート(個人設定) メール設定 スクラップブック MYキーワード 会員特典・プレゼント 提携プレミアムサービス ログアウト
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ヒョウ柄といえば、「大阪のおばちゃん」。そんなイメージがあるが、日本で最もヒョウ柄のアイテムを購入しているのは埼玉県民という調査結果を、ファッション通販「ZOZOTOWN」の運営会社が昨秋に発表した。埼玉とヒョウ柄を結びつけるものは何か。 調査したのは「スタートトゥデイ」(千葉市)。昨年7月までの1年間に、ZOZOTOWNでのヒョウ柄アイテムの1人当たりの購入金額や個数などをポイント化し、都道府県別にランキングにした。 その結果、大阪府は2位。購入金額などは公表していないが、埼玉県民の購入金額は圧倒的に高く、単価の高いアイテムを購入する傾向が強いなどの特徴があったという。3位以下は、岐阜県、東京都、福岡県の順だった。 埼玉県の情報を発信するサイト「そうだ埼玉.com」のライター、長井杏奈さん(25)は「確かにヒョウ柄を着ている若い女の子は多い」と話す。 県内の大学に通っていた長井さん。東京
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