激震が走ったドバイワールドCの中止 22日の夜、競馬界に激震が走った。今年で25回目を迎えるドバイワールドCデーの開催がコロナウィルスの影響を受け、史上初めて中止となった。正式には「来年に延期」という発表だが、事実上の中止という事だ。 昨年のドバイワールドCデーでの1コマ。ドバイターフを制したアーモンドアイと右端が国枝栄調教師 私はこの情報を成田空港で聞いた。そもそも今回の取材に関しては行くべきか行かざるべきか最後まで迷った。ルール上、行けるとしてもコロナの終息が最も優先されるべき現在、渡航すべきではないのでは?と考えたのだ。しかし、ある調教師に「報道も大切」と言われ、自分としては“断腸の思いで遠征を決めた”。そして、今まさにドバイへ向けて出発しようと空港にいた時、事態が一転した。その時そこにはこの開催にアーモンドアイを送り込んでいる調教師の国枝栄やグローリーヴェイズの尾関知人、またデルマ