前回に引き続き、リファクタリングについて解説します。今回は リファクタリングパターン【Split Phase】で、計算ロジックと表示ロジックの分離を行います。分離ができれば、表示ロジックが別フォーマット(例えばHTML)に変わっても変更箇所が明確になって修正しやすくなります。 まずはスタートのGreen確認からグリーンでない状態で、修正してはリファクタリングしているとは呼べません。テスト結果がRedの場合はまずはGreenに戻します。 表示用のファンクションと計算用の分離レポート表示用の計算結果をまとめるファンクション(createReportData)と、結果を表示するためのファンクション(renderPlainText)を用意します。ただし、一気に移動するのではなく、ステップバイステップで移動できるように2つのファンクションを用意しただけです。createReportDataにはほとん