学校での突然死をなくそうと、救急医や循環器の医師で作る学会などが提言をまとめ、小学生の段階から心肺蘇生の方法やAEDの使い方を指導するよう文部科学省に求めました。 提言では、学校での突然死をなくすため、小学生の段階から心肺蘇生の方法とAEDの使い方を繰り返し指導するとともに学習指導要領にもしっかり位置づけることや、大学の教職課程で心肺蘇生やAEDの実技を必修化すること、それに教員免許の更新の際に研修を行うことなどを求めています。 文部科学省の調査によりますと、平成26年3月の時点で、すべての教職員を対象にAEDの使い方を含めた応急手当ての講習を行っている学校は68%、児童生徒に実習を行っているのは幼稚園と特別支援学校を除いて50%となっています。 会見には、4年前、さいたま市の小学校で駅伝の練習中に突然倒れ、保健室にあったAEDが使われることなく亡くなった桐田明日香さんの母親の寿子さんも出