中国はアメリカに次ぐ世界で2番目の映画市場である。そのため製作者が作品のヒットを狙うのなら、同国において上映することが重要となる。 しかしながら中国政府は、毎年34作品しか外国映画の公開を許可していない(2017年には増えるそうだ)。 映画の公開にあたっては必須事項あるいは禁止事項といった厳格なガイドラインが設けらている。政府から許可が得られない場合は、中国全土で上映が禁止される。ここでは、世界的にヒットしながらも、中国で上映されることのなかった10作品とその理由を見ていこう。 1. ゴーストバスターズ(2016年) この画像を大きなサイズで見る 本作品に登場するゴーストなどの超自然的存在は中国政府の意に適うものではなかった。政府の検閲ガイドラインでは、「カルトあるいは迷信を流布」する映画は禁止となっている。 どうにか中国で公開したいソニーは、映画のタイトルを『ゴーストバスターズ』から大雑