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ブックマーク / hiko1985.hatenablog.com (2)

  • にゃんこスター「リズム縄跳び」の衝撃 - 青春ゾンビ

    かまいたちとさらば青春の光の熱戦は実に見応えがあった。さらば青春の光の森田にはブルースがある。売れて欲しいけど、売れない悲哀がより彼らをおもしろくしていきそうで、複雑な心持ちだ。しかし、あれだけ売れっ子であるアンガールズがルーザーの視点を持ち続けているのにはグッときてしまうではないか。2目の「こんな人間がいたことを誰かに知って欲しかったんだよぉ」という叫びの切実さは、忘れ難いものがある。ジャングルポケットは昨年よりグッと上質なコントを披露していたし、点数は伸びなかった組も軒並みおもしろかった。個人的にゾフィーとアキナのコントはとても好き。しかし、何はなくとも『キングオブコント2017』の印象は”にゃんこスター”という男女コンビであった。ラディカルでプリミティブで、それでいて抜群にポップな超新星。ずっとこんな新しい衝撃を待っていた、という気分です。コンビ名からルックスや衣装まで全部いい。私

    にゃんこスター「リズム縄跳び」の衝撃 - 青春ゾンビ
  • 坂元裕二『ユーリ ЮЛИИ』 - 青春ゾンビ

    『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』など数々の傑作を世に送り出しているドラマ脚家、坂元裕二(当時29歳)が原案・脚、そして監督まで務めた『ユーリ ЮЛИИ』という作品が存在するのをご存じだろうか。公開は1996年、当時はそれなりの宣伝費を投入した話題作だったそうですが、現在その知名度は低い。DVD化はしておらず、VHSのみ、というのも要因か。いや、しかし内容もなんともはやなのだ、これが。 音楽を藤原ヒロシ、監督補佐として青山真治、撮影補佐に篠田昇がクレジット。まさに90年代の亡霊のような佇まいである。冒頭からコンクリート打ちっぱなしのホテルのベッドに男女が2人、ピストル、そして死体である。死体の詰まった冷蔵庫、ちょっと変わった男の子にイラン人、繋がらない電話、膨張する宇宙とユーリ・ガガーリン、7日間の短い夏休みで海を目指すetc・・・更には、終末思想、襲いかかる不条理、雰囲気重視の美

    坂元裕二『ユーリ ЮЛИИ』 - 青春ゾンビ
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