吉村知事は31日の定例会見で、サッカーJ1・モンテディオ山形を運営する県スポーツ振興21世紀協会の2010年度決算見通しが約1億円の赤字となることを踏まえ、「経営の抜本的なところをどのようにしていけるのか検討していきたい」とコメントした。 概算要求以外の追加支援策については、予算編成の中で総合的に検討する意向を示した。 同協会は、10年度補正予算で繰越金約4900万円、借入金4300万円を計上し、赤字分を補填(ほてん)する方針。県は10年度、会員費と広告料など計9800万円を支出し、同協会の運営を支援した。