2月20日投開票の佐賀県鳥栖市長選を巡り、県警は28日、サッカーJ2・サガン鳥栖の運営会社元社長で、人材派遣会社代表取締役古賀照子容疑者(54)(鳥栖市養父町)を公職選挙法違反(事前運動と供応)の疑いで逮捕した。 発表によると、古賀容疑者は、市長選に立候補、落選した前市長・牟田秀敏氏(70)派の運動員。告示前の同6日に市内の飲食店で、十数人に牟田氏への投票と票の取りまとめを依頼し、1人当たり数千円の供応接待をした疑い。容疑を認めているという。 古賀容疑者は2002〜05年にサガン鳥栖の運営会社社長。Jリーグの運営会社で初の女性社長だった。