時間的に伸縮はしていないと仮定して話をします。 二つの波形(ディジタル)を x(k),y(k) (k=0,1,2,...,N-1) とします。 二つの波形の相関は R = Σ x(k)y(k) で定義されます。Σは 0 から (N-1) までを取ります。 R が大きければ二つの波形は似ているのですが、残念なことに一方の波形の振幅が大きいとき、似ていなくても R が大きくなります。 そこで、類似度 S = R / (PX PY) を計算します。PX, PY は波形の二乗和の平方根です(自分自身との相関の平方根と言うこともできます)。 一般に 1 ≧ S ≧ -1 で、S = 1 になるのは、二つの波形が正定数係数を除いて一致するときです。したがって、S の大きさにより類似性が判定できます。 なお、以上は時間的にずれがない場合です。ずれがあり、しかも未知の場合は R = Σ x(k)y(k)