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2008年10月28日のブックマーク (1件)

  • 源氏物語の読み方は? 丸谷才一と吉本隆明 - mmpoloの日記

    朝日新聞10月26日の書評欄が「源氏物語」特集で、丸谷才一が「源氏物語」の読み方を書いている。 モーツァルトの交響曲をCDで聴くのとナマで聴くのとは大違いである。セザンヌの油絵を画集で見るのと美術館で物を見るのとでは、これが同じ絵かと思うほど差がある。もっと違うのが「源氏物語」の現代語訳と原文。紫式部が手ずから書いた文章は、現代最高の作家たちの訳文とくらべて、みずみずしくて匂やかでしなやかで強い。 嬉しいことに、この「源氏」の原文を読もうとすれば、われわれ現代日人は何とか読むことができる。千年前の日語は基のところで今の日語と同じだからだ。(中略) ただし全巻を読むのは大変だ。工夫をしよう。とりあえず第一帖「桐壺」から第三十三帖「藤裏葉」までは小学館「新編日古典文学全集」「源氏物語」全六巻(阿部秋生他校注・訳)の各帖のはじめについている梗概ですませ、それにつづく「若菜(上下)」と

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