2016年8月31日のブックマーク (2件)

  • 「人工知能? 人間が人間を作ろうとしているだけの話です」 楳図かずおさん(79)

    IoTを予見? ネットワークとつながる真悟 ――「わたしは真悟」に登場するコンピュータは、当初は8ビットで、文字入力を受け付けるだけでしたが、物語の中盤以降では、ほかのコンピュータとつながり、ネットワークや人工衛星にまでつながっていきます。まるで現代のネット社会やIoT(Internet of Things)を予言したような内容ですが、どう発想されたのでしょうか? 発想はないです。思いつきだけで描いているので。漫画ならではの発想だと思うんです。 漫画の中の発想は、現実の発想とそんなに変わりはなくて、話のなかでこうありたいと描けば、そのうち現実にも同じことが起きるんですね。今住んでいる世界は、こうあればいいと思う願望が現実になっているだけなので。どの時代もそうだと僕は思う。「遠くにあるものが見えたらいいな」と思っているうちにテレビになったりするわけで。漫画で描いているあほらしいことや、そうあ

    「人工知能? 人間が人間を作ろうとしているだけの話です」 楳図かずおさん(79)
  • 知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。

    少し前に訪れた大学の先生から、面白い話を伺った。それは「知的な人物かどうか」という判断の基準に関するものである。 私達は「頭が悪い」と言われることを極端に嫌う。知性が人間そのものの優劣を決めるかどうかは私が判断するところではないが、実際知的であることは現在の世の中においては有利であるし、組織は知的な人物を必要としている。 だが、「どのような人物が知的なのか」ということについては多くの人々の判断が別れるところではないだろうか。 世の中を見渡すと、あらゆる属性、例えば学歴、職業、資格、言動、経済的状況などが「知的であるかどうか」のモノサシとして使われており、根拠があるものないもの含め、混沌としている。 だが、私がこの先生からお聞きした話はそういった話とは少し異なる。 彼は「人間の属性と、知的であるかどうかの関係はよくわかりませんが、少なくとも私が判断をするときは、五つの態度を見ています」 とい

    知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。