児童ポルノの流通防止のため、単純所持を禁止しようという動きに関する議論が盛んになされている。私もそれに対しては懸念を持っているが、それと同様に、インターネット上のサイトに対するブロッキングに関しても懸念を持っている。現在、児童ポルノ流通防止協議会は児童ポルノを掲載するウェブサイトへのアクセスブロック等に関して検討を行なっている。 ■ リスト化・ブロッキングを検討 インターネット上に氾濫(はんらん)する児童ポルノの流通防止を図るため、通信事業者や有識者などで構成する協議会が活動を始めている。協議会では児童ポルノが掲載されているウェブサイトのリスト化や、掲載サイトを閲覧できなくする「ブロッキング」の是非について検討。その結果、ブロッキングなどが始まれば一定の効果が期待されるが、法整備を急ぐべきとの指摘もある。(森本昌彦) (中略) 協会が運営する「インターネット・ホットラインセンター」では、ネ