これまでアルファベットのみだったホームページ・アドレス(ドメイン名)の国名部分が、来年半ばにも漢字やハングル、アラビア文字などでも取得可能になる。ドメイン名の世界的な統一基準を協議・策定する米民間団体ICANNが10月30日、韓国・ソウルで開催した会議で決定した。 ドメイン名の国名を除く部分については、すでにアルファベット以外の文字の設定が技術上、可能になっており、今後は、「産経新聞.ニュース.日本」といった、日本語のみのドメイン名も登場しそうだ。 新ドメイン名が使えるようになるには、各国・地域当局が選定するドメイン名の登録・管理業者を通じて、ICANNに申請する必要がある。 申請は11月16日から可能で、ICANNによるシステム調整などの後、来年半ば以降に実際の運用が始まるとみられる。 ICANNでは、今回の決定により、母国語でアドレスを直接入力できる道が開かれたとして、アルファベットに