理研が国際宇宙ステーション(ISS)にレーザー砲をつける研究をしているそうだ。といっても宇宙要塞を作るというわけではなく、地球の周囲を飛散しているスペースデブリの除去を目的にしたものだそうだ(理研の発表、Engadget、mailOnline、Slashdot)。 レーザーをデブリに照射して破壊するわけではなく、スペースデブリに高強度レーザーを照射して、表面からプラズマを放出させることで軌道を制御し、減速させて地球大気に再突入させるという仕組み。使用するレーザーにはファイバーを多数並列に使う高強度レーザーを検討しているという。 また、このシステムではISSの日本実験棟である「きぼう」に取り付ける超広視野望遠鏡を使用する。特に問題となっているのが検出の難しい0.3~10cmサイズの微少スペースデブリだが、高速に移動するスペースデブリを追尾するために望遠鏡を使用するという。 この2つの機器を組