インターネット上での交流サイト(SNS)大手、ミクシィ社長の笠原健治氏は、運営サイト「mixi」上に企業の公式ページの開設を解禁していく考えを、このインタビューで初めて明らかにした。背景には、SNS世界最大手の「Facebook」が日本で本格稼働を始めたことがあるようだ。いつもながらの淡々とした口調ながら、静かな闘志を語った。 インターネット上での交流サイト(SNS)への関心が、以前にも増して高まっています。 インターネットではこれまで「何が」というモノに対する情報が重要でしたが、ソーシャルネットでは「誰が」という情報に価値があります。その点への認知が広まっているのでしょう。我々が、(人と人との関係を表す)ソーシャルグラフの活用をより重視することを9月10日に発表したのはそのためです。ミクシィは、ソーシャルグラフ・プロバイダーになっていくということです。 その発表会では、ミクシィが持つイン
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