腕時計の基礎知識/カレンダー操作禁止時間帯とは 2004年7月(記述) 先ずはカレンダー板の写真をどうぞ! 重要:カレンダーの早送りは「午後9時~午前3時」の間は操作してはいけません。 勿論、昔の機械式腕時計でも同じ構造で”カレンダー操作禁止時間帯”と言おります。 何故「操作禁止」かと言うと、先に紹介しましたがカレンダー板の構造にあり 写真でも分かります様に、カレンダー板自体がギアの役目しております。 この「カレンダー板の歯車はカレンダーが替わる時間帯 (PM9時~AM3時)のみ、腕時計の時間表示の歯車と連動します」 つまり”ムーブメントの歯車と噛み合っております”。 言い換えれば禁止時間帯では無い”午前3時~午後9時”の間は 写真のカレンダー板の歯車はどの歯車とも噛み合ってなくフリーの状態です。 竜頭を引いた時のみ竜頭の歯車と噛み合おります。 これが禁止時間帯になると腕時計のムーブメント