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  • 会社が、「手放したくない」と思う人が、持つフォロワーシップとは

    今、私は、年間200回程度の企業研修に登壇しています。すると、受講者から、こんな声を聞きます。自分は、一緒懸命に頑張っているほうだ。指示にも従い、人事考課もよい。でも、あまり報われていない気がする。出世も早くないし、何が足りないのでしょうか……。 先に答えを言いましょう。答えは「フォロワーシップ」にあります。 フォロワーシップとは、上司自身にスキルの不足や見えていない盲点があるなら、参謀のようにサポートする姿勢のこと。中堅が、上司の言うことを聞き、マジメに頑張ればいいといったマインドでは物足りない、というわけです。上司が中堅以上の部下に求めるのは、従順さではなく、組織や周囲への影響力なのです。 でも、ここに気付いていない人が多いのが現実で、そんな背景もあり、このフォロワーシップをトレーニングする研修に企業が注目しているのです。私の研修会社にも、多くの相談が寄せられます。 今回は、拙著『トッ

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