気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ロングテールとともに、昨年のキーワードとなったのが、ニューヨーク在住のコラムニストであるジェームズ・スロウィッキー氏の本のタイトル「The Wisdom of Crowds(群衆の叡智:本の邦訳は、『「みんなの意見」は案外正しい』)」である。 そんな群衆の叡智の壮大な実験に取り組んでいるのが、サンフランシスコにある米ディグ(Digg)だ。2004年にケビン・ローズが創設した同社は、ベンチャーキャピタルのグレイロック・パートナーズや、米ネットスケープ・コミュニケーションズの創設者であるマーク・アンドリーセンからの出資を受けて急成長中だが、まだ社員20人の小さな企業だ。先週、市内はずれの雑居ビルの3階にある雑然としたオフィスを訪問し、CEO(最高